降って湧いたソーラーバネルの話し 法律とコストパフォーマンス編

引き続き、降って湧いたマンション屋上の
ソーラーパネル設置のお話し!

見積りはネットでとれることが分かったけど、
どうやらうさんくさい感じがして
太陽光発電」 「マンション屋上」でグーグルしてみた!
http://news.realestate-jp.com/?eid=976581

戸建のようにマンションで普及しない理由に、
今の法律では、各家庭に電気を供給できるのは、
自家発電をのぞき全国の10の電力会社に限られ、
屋上にパネルを設置すると、マンション管理組合
電力小売新規模事業者とみなされてしまうことにあるらしい。

太陽光パネルを設置している新築マンションは
住宅ごとに持ち分が分かれていて、送電系統が住宅ごとにひかれ、
すなわち、

・システムコントロールするパワーコンディショナ
・屋内分電盤までの送電線
・余剰電力を電力会社に売る電力量計

を住宅ごとに設置する必要があるんだって。

このタイプは「小規模多数連携システム」と呼ばれ、
NEDOのフィールドテスト事業の39プロジェクトで
集合住宅を提案したのは、ベンチャーのあひか(株)だけで、
シャープや京セラも戸建住宅のみ製品化で、
芝浦特機は集合住宅用太陽光パネルを供給しているが
自らは製品化していないんですって。

これは2008年の記事なので、2012年で検索!

http://sumai.nikkei.co.jp/edit/kanri/detail/MMSUm0000002072012/

業者の選定は、施行実績が重視されるが、
中古マンションの実例が圧倒的に少ない!

今のパネルの太陽光を電気に変える発電効率は15%程度。
年間発電量で計算すると、
初期投資を回収するのに15年以上かかるので
築40年のマンションに導入するのは厳しい。。。

あのマンションのおばさんに
こんなことを説明してわかるかな〜
できるだけ、会わないようにしておこう(笑)

今日のイラストはエレガントなクロッカス
春の無料イラストはジルとチッチの素材ボックスへ!